なぜ投資をはじめたか。復活させるか。
初めて証券会社の口座を開いたのは社会人1年目。
初任給が振り込まれた銀行口座を確認したとき、無性に虚無感に襲われた。
これからこうして毎月何十万ってお金が振り込まれて、そのうちの何割かを生活費に使って、また振り込まれて、使って、、、というサイクルを予想したらとても虚しくなった。
それから、「金持ち父さん、貧乏父さん」をはじめ、投資の本を読むようになり、興味が湧き、10万円ほど払って株の学校にも行ってみた。銀座のとあるビルの1室で週末に開催されていたそのスクールには、おじさんとおばさんしかいなくて「場違いだったかな」とびっくりした。ただ、彼らが授業中に質問する内容を聞いて「あの年になってから始めてからじゃ遅い」と感じたのを覚えている。
だけど、私も若すぎた。社会人1年目。働きマンに憧れていたとおり、思いっきり働いて思いっきり遊んだ。毎月給与明細が送られてくるたびにひっかかる虚しさを感じさせないように。
それから転職をして好きなことでお金を稼ぐようになって、仕事に虚しさを感じることはなくなったけれど、「好きなことをして生きていきたい。そのために経済的に自由になりたい」と、お金と自由への思いが強くなった。
残念ながら私には諦めきれない夢がある。そんなものなければ、ここまでお金に固執しない。正しく言うなら、不労所得と複利に固執しない。
そこそこの企業でそこそこの給料をもらいそこそこの生活を送る。それでよかった。
だけど、私の夢を叶えるにはお金がいる。かなりの。そして時間もいる。年収1千万の社畜なんて全く意味がない。
他人の課題に足を突っ込んで、自分の課題(夢)から目をそらしたときもあった。けど、さすがに社会に出て10年目。自分が欲しいもの、他人との違いもわかる。
もう逃げたくない。
ということで、あの日開いた口座を復活させる。
まずは、アイパスの再発行からやな。。